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埴生(はぶ)は、日本国山口県西部の地名。山陽小野田市西端部、下関市と宇部市のほぼ中間に位置し、周防灘(瀬戸内海)に面する。国道2号と国道190号の結節点であり、山陽オートレース場が所在する。 当項目では大字埴生を中心に、かつて厚狭郡埴生町(村制時代は生田村)であった区域にある大字福田(ふくだ)、大字津布田(つぶた)を併せた、山陽小野田市の埴生地域について解説する(以後「大字」は省略する)。埴生町・生田村については#近現代において扱う。 埴生地域の総人口は6,264 人(2005年10月1日現在)〔『都市計画マスタープラン』p.77〕、総面積は24.63 km²〔である。 == 地理 == 山陽小野田市西部の海岸平野(埴生低地)に位置し、周辺を石山山地、津布田丘陵などの丘陵地に囲まれている〔『山陽町史』p.81〕。下関市に隣接しており、同市と密接な関係を持つ地域である〔『都市計画マスタープラン』p.14〕。中心集落(埴生字上市から字浜崎にかけての海岸沿いの地域)は埴生低地に形成された漁村集落であり、周辺の福田・津布田は農業を主とする。 おもな河川としては、糸根川が大持集落(おおもつ、埴生の北部に位置)から、前場川が北東部の福田からそれぞれ南流し、周防灘へ注ぐ。埴生低地は両河川の下流部に広がる谷底平野である。南東部の津布田には三畳紀の炭田(無煙炭)が広がり、昭和中期まで採掘が行われていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「埴生」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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